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逆襲のフィメス
第9章 悶える女兵士
普段は兵士用の三段ベッドがふたつ並べられただけの寝所のはずなのだが、ベッドは別の部屋へと運び出され、恋人同士がゆったりと愛し合えるよう、どこから調達したのか、大きなフカフカの平寝台が置かれていた。
何に使うのかわからない怪しげな道具も沢山準備されている。
勿論、事情を知らないログスには、ここも奴隷を調教するための搾精部屋のひとつだったかとしか想像がつかない。
柱に手枷を結わえられ、身動きのとれぬまま部屋を眺めるしかなかった。
「フフ……言う事聞いたら、ちゃあんとご褒美あげるからね……良い子でいるのよ、ログスちゃん」
キーラがそう言ってログスの厚い胸板に指を遊ばせる。
ラフィンはすぐに部屋を出て行った。
(一体何を企んでいるんだコイツは?)
どうも普通の成り行きとは違うようだ。だが、この先何が起こるのか、ログスには全く見当がつかなかった。
何に使うのかわからない怪しげな道具も沢山準備されている。
勿論、事情を知らないログスには、ここも奴隷を調教するための搾精部屋のひとつだったかとしか想像がつかない。
柱に手枷を結わえられ、身動きのとれぬまま部屋を眺めるしかなかった。
「フフ……言う事聞いたら、ちゃあんとご褒美あげるからね……良い子でいるのよ、ログスちゃん」
キーラがそう言ってログスの厚い胸板に指を遊ばせる。
ラフィンはすぐに部屋を出て行った。
(一体何を企んでいるんだコイツは?)
どうも普通の成り行きとは違うようだ。だが、この先何が起こるのか、ログスには全く見当がつかなかった。