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逆襲のフィメス
第10章 果てさせられて
石化して動けなくなったログスの隣にしゃがみ込んで、キーラが耳打ちする。
「……わかっているわよね? 最後までできなかったら……」
ようやく陶酔から覚めたラフィンが身を起こして、床に投げたされていた剣帯から、刀を抜いてサヤの喉元に近づける。
目隠しされたサヤは何も気づいていない。
「どうして触れてくださらないの? サヤはもうこんなにグチョグチョに、いやらしいお汁を垂れこぼしておりますのに!」
浅ましく媚びた笑みを浮かべて膣に指を入れて自ら慰め始める。
(く……クソ! フィメス……フィメスの牝豚どもめ!)
つまり、他人の振りをしろということなのだ。夫としてではなく妻を抱けと、それでよがる身体を愛せよと。
しかもよりによってあの屑野郎アンザロとして……。
ログスの横顔が醜く歪むのを見て、キーラは下腹が熱く潤むのを感じた。
(いいワァ……この顔面……アアン、感じちゃう……すっごい素敵……今にも壊れそうで……ウフッ……どうするのかしら? 壊れる? それとも……)
怒りと情けなさのない交ぜとなった衝動が、ログスの胸の内を駆け巡る。
「……わかっているわよね? 最後までできなかったら……」
ようやく陶酔から覚めたラフィンが身を起こして、床に投げたされていた剣帯から、刀を抜いてサヤの喉元に近づける。
目隠しされたサヤは何も気づいていない。
「どうして触れてくださらないの? サヤはもうこんなにグチョグチョに、いやらしいお汁を垂れこぼしておりますのに!」
浅ましく媚びた笑みを浮かべて膣に指を入れて自ら慰め始める。
(く……クソ! フィメス……フィメスの牝豚どもめ!)
つまり、他人の振りをしろということなのだ。夫としてではなく妻を抱けと、それでよがる身体を愛せよと。
しかもよりによってあの屑野郎アンザロとして……。
ログスの横顔が醜く歪むのを見て、キーラは下腹が熱く潤むのを感じた。
(いいワァ……この顔面……アアン、感じちゃう……すっごい素敵……今にも壊れそうで……ウフッ……どうするのかしら? 壊れる? それとも……)
怒りと情けなさのない交ぜとなった衝動が、ログスの胸の内を駆け巡る。