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逆襲のフィメス
第2章 美しき襲撃者
「襲撃!」
号令と共に指揮官が、その身を包んでいたマントを脱ぎ捨て、その下に隠れていた肢体を露わにする。
わずかばかりに肉を覆うビキニタイプのレザーアーマー。豊かな乳房。引き締まり、すらりと伸びた四肢、そして燃え立つ炎のような赤い髪。
略奪の悦びに満ちた残虐な笑みを浮かばせてなお、その整った顔立ちは凄絶妖艶な美のオーラを放つ。
彼女こそ、フィメス南方部隊の前線指揮官。人呼んで〝奴隷狩り〟のラーナだった。
ラーナに続いて兵たちもマントを脱ぎ捨て、軽装の革鎧に包まれた豊満な肉体を晒す。
全員がラーナと同じく、目を見張るほどの美女である。
髪や瞳の色、骨格は皆違い、装備が統一されていなければ同じ軍隊の兵、同じ民族とは思えないほどだ。彼女たちにただひとつの共通点は、美しいというただ一点だった。
号令と共に指揮官が、その身を包んでいたマントを脱ぎ捨て、その下に隠れていた肢体を露わにする。
わずかばかりに肉を覆うビキニタイプのレザーアーマー。豊かな乳房。引き締まり、すらりと伸びた四肢、そして燃え立つ炎のような赤い髪。
略奪の悦びに満ちた残虐な笑みを浮かばせてなお、その整った顔立ちは凄絶妖艶な美のオーラを放つ。
彼女こそ、フィメス南方部隊の前線指揮官。人呼んで〝奴隷狩り〟のラーナだった。
ラーナに続いて兵たちもマントを脱ぎ捨て、軽装の革鎧に包まれた豊満な肉体を晒す。
全員がラーナと同じく、目を見張るほどの美女である。
髪や瞳の色、骨格は皆違い、装備が統一されていなければ同じ軍隊の兵、同じ民族とは思えないほどだ。彼女たちにただひとつの共通点は、美しいというただ一点だった。