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逆襲のフィメス
第12章 大浴場の乱交
「あっ……ラーナ、何を……ひゃあんっ!」

 ラフィンが声を上げた。
 ラーナが聖液をラフィンの体に塗りつけたのだ。

「パアッとやるんだろ? 俺も仲間に入れてくれよ!」

「えっ……ちょっ……ラフィンはあたしの……」

 キーラがうろたえた声を出す。

「カタいこと言うなって! こういうのは独り占めしちゃ恨みをかうぜ? そら、その壺よこせよ!」

 そう言ってラーナはキーラの手から素早く壺を奪い取ると、浴場の他の者たちに向かって大声で呼びかけた。

「おおい、お前ら! キーラの特性聖液だ! 今日はコイツでパアッとやろうってさ! 使え使え!」

「ああっ……私の聖液がっ!」

 慌てて壺を取り戻そうとするキーラだったが、そこへラーナが追い打ちをかける。

「自分達で使う前にちゃんとキーラにお礼をしてやれよ! たっぷりとな!」

「えっ! なにを……あっ、ちょっと貴女たち、やめなさいよっ! やっ……アアッ……」
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