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第12章 大浴場の乱交

「あんっ……はあああんっ！」

「ここ……ねえ……頂戴……」

「んふぅんっ……そこおっ……やだあっ」

「これ……ヌルヌルさせてるの……聖液だけじゃないよね……可愛い……」

「アアンッ！　アアン、アアンッ！　だめえっ……駄目、駄目えっ！　あはあああんっ！　アッアッ……」

　たちまちにして淫靡な喘ぎ声が浴場に立ち込める湯気に混じり合う。もうキーラの泣き叫ぶような嬌声も、どれがそれなのか区別がつかない。

「キーラ！　キーラァッ！」

「フッヒッヒ！　叫んだってもう聞こえねーよ、ラフィン！　キーラだってもうすっかり気持ち良くなっちまって、お前どころじゃないさ！」

　ラーナはラフィンの背に周り、彼女の長い脚に自分の足を絡み付かせて大股を開かせた。

「……パアッと行きたかったんだろ？　行こうじゃねぇか……俺と」

「ああっ……ラーナ！」

　開き切った足の間に指を挿れられ、ラフィンの体がビクンと跳ねる。

　くちゅ……くちゅ……

　聖液と愛液に塗れた秘壺の奥をラーナが巧みにかきえぐると、ラフィンの敏感な体は痙攣してそれに応えてしまう。