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逆襲のフィメス
第14章 勃起堂々たる
「はあ? 愛……? 愛ってなんだよ、それが射精と何の関係があるんだ?」
「貴女がたは男の精を何だと思っているのですか? 木からもげば収穫できる果物か何かだと?」
「そうじゃねーってのか?」
面白い事を言う奴だ、とラーナは思った。
今までそうではないなどと考えた事などなかった。搾精場では男たちは搾精女たちによって、いとも簡単にザーメンを放っているではないか。
「そうおっしゃるのなら……試してみますか?」
そう言って、カオラルが突然衣服を脱ぎ落した。
「あっ……」
その股間には堂々たる勃起。
整った顔立ちからは想像もつかない逞しい肉塔がそそり立っていた。昨日目にした皇帝のものよりも大きい。
性奴たちの男性器を普段から見慣れているフィメス女は、男の裸体に対して異国の女たちよりも免疫がある。
更に、戦士として育つ過程において男は家畜であると教えられるため、性的な興奮は覚えない。動物の性器に興奮する者は、普通いない。
しかし、このような状況で男が自らの物を晒すのはラーナにとっては初めての事だった。
見慣れたはずの肉の塊が何か特別なような物に感じられ、一瞬ドキッとしてしまう。
「なんの……つもりだ」
「貴女がたは男の精を何だと思っているのですか? 木からもげば収穫できる果物か何かだと?」
「そうじゃねーってのか?」
面白い事を言う奴だ、とラーナは思った。
今までそうではないなどと考えた事などなかった。搾精場では男たちは搾精女たちによって、いとも簡単にザーメンを放っているではないか。
「そうおっしゃるのなら……試してみますか?」
そう言って、カオラルが突然衣服を脱ぎ落した。
「あっ……」
その股間には堂々たる勃起。
整った顔立ちからは想像もつかない逞しい肉塔がそそり立っていた。昨日目にした皇帝のものよりも大きい。
性奴たちの男性器を普段から見慣れているフィメス女は、男の裸体に対して異国の女たちよりも免疫がある。
更に、戦士として育つ過程において男は家畜であると教えられるため、性的な興奮は覚えない。動物の性器に興奮する者は、普通いない。
しかし、このような状況で男が自らの物を晒すのはラーナにとっては初めての事だった。
見慣れたはずの肉の塊が何か特別なような物に感じられ、一瞬ドキッとしてしまう。
「なんの……つもりだ」