この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逆襲のフィメス
第14章 勃起堂々たる
 ラーナは指を使い始めた。
 亀頭を上から包み込むようにして五本の指をゆっくりと回転させる。

 そして、そのまま根元へ、根元からまた亀頭へと滑らせて快感を送り込む。

「どうだ……感じるだろう?」

「ええ。ですが射精はしませんよ」

「どうかな?」

 指に圧を加え、肉皮だけをこするようにして上下させる。やがてその速度を増してラーナの愛撫が激しくなってゆく。

「へへ……どうだ……」

「気持ち良いですね、それにラーナ殿のような美しい人とこんな体験をするなんて……夢のようです」

「……言ってろよ」

 しゃあしゃあと言葉にされる世辞は、へらず口だとわかっていてもラーナの胸の内をドキリとさせる。だが、稀手はいられなかった。

 動揺を押し隠すため、ラーナは屈み、両手を使い始めた。片手で竿を、もう片方で陰嚢をふわりと掴んでしごき、揉みしだく。

 しかし、それでもカイオラルに射精の兆候は見られなかった。皇帝を踏みつけたときに足の裏に感じたあの熱。それがいつまでたっても込み上がってこない。

(クソッ……なんでだ……刺激が……足りないのか?)
/352ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ