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逆襲のフィメス
第15章 優等生の自慰
※ ※ ※
「実はカイオラルの父君と私は剣を合わせたことがあるのですよ」
王宮にて開かれたささやかな持て成しの会食の席で、クイーントリスがかつてのローメールとの戦いの思い出話を披露していた。
(やっぱりか……)
ラーナはカイオラルの父が、現在のローメールの将軍であると聞いて、自分の推測が間違っていなかったことに頷いていた。
テーブルの席には女帝エニミス、王女ンニス、クイーントリス、ラーナ、ソフィア、そしてカイオラルがついていた。
席、といってもエニミスだけは他の物とは違うものに腰かけている。それは四つん這いとなったフィメス皇帝であった。
いつものように黒皮の腰履きひとつの姿で、目隠しと口枷をされており、そんな姿を晒しながらも、仕込まれた被虐の快感によって、皇帝の股間は痛々しく怒張しきっている。
その息子にこのような無様を見られる彼の胸中はいかばかりのものであろうか……などということに頓着するラーナではなかった。
「実はカイオラルの父君と私は剣を合わせたことがあるのですよ」
王宮にて開かれたささやかな持て成しの会食の席で、クイーントリスがかつてのローメールとの戦いの思い出話を披露していた。
(やっぱりか……)
ラーナはカイオラルの父が、現在のローメールの将軍であると聞いて、自分の推測が間違っていなかったことに頷いていた。
テーブルの席には女帝エニミス、王女ンニス、クイーントリス、ラーナ、ソフィア、そしてカイオラルがついていた。
席、といってもエニミスだけは他の物とは違うものに腰かけている。それは四つん這いとなったフィメス皇帝であった。
いつものように黒皮の腰履きひとつの姿で、目隠しと口枷をされており、そんな姿を晒しながらも、仕込まれた被虐の快感によって、皇帝の股間は痛々しく怒張しきっている。
その息子にこのような無様を見られる彼の胸中はいかばかりのものであろうか……などということに頓着するラーナではなかった。