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逆襲のフィメス
第16章 秘密の夜の姫
「……わかりました」
「本当におわかりいただけたのですね?」
ンニスが念を押す。
カイオラルは真顔で頷いた。
「ええ。ですが、貴女が女帝になられてからでも良くはありませんか? そのような意思があることを今我が国に伝えても……」
「それでは遅いのです。先帝の崩御の年が王女の選定の年となります。私が女帝になれば、後継者も同時にできてしまうのです。そうなっては、私には責務が生まれます……これは私の心の持ち方の問題かもしれませんが……女帝に即位すれば私は国をあけ渡すなどとは考えなくなってしまうでしょう。それに……」
「……わかりました」
カイオラルはンニスに最後まで言わせなかった。
「……奪って欲しいのですね、このように」
そう言って、ンニスの体を押し倒す。
王女は抵抗もなくカイオラルの下となった。
「そう……奪って欲しいのです」
ンニスの表情に初めて生気が宿っていた。成熟した女性の一歩手前にある可憐な顔が凌辱の期待に輝いている。
「本当におわかりいただけたのですね?」
ンニスが念を押す。
カイオラルは真顔で頷いた。
「ええ。ですが、貴女が女帝になられてからでも良くはありませんか? そのような意思があることを今我が国に伝えても……」
「それでは遅いのです。先帝の崩御の年が王女の選定の年となります。私が女帝になれば、後継者も同時にできてしまうのです。そうなっては、私には責務が生まれます……これは私の心の持ち方の問題かもしれませんが……女帝に即位すれば私は国をあけ渡すなどとは考えなくなってしまうでしょう。それに……」
「……わかりました」
カイオラルはンニスに最後まで言わせなかった。
「……奪って欲しいのですね、このように」
そう言って、ンニスの体を押し倒す。
王女は抵抗もなくカイオラルの下となった。
「そう……奪って欲しいのです」
ンニスの表情に初めて生気が宿っていた。成熟した女性の一歩手前にある可憐な顔が凌辱の期待に輝いている。