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逆襲のフィメス
第16章 秘密の夜の姫
 カイオラルは寝着の肩に手をかけ、上を半分だけ脱がし降ろして胸をはだけ、王女の二の腕の自由を奪った。

 まろび出た乳房は雪のように白く、その新雪を踏みしめるかのように、カイオラルの舌が這い、ンニスに小さな喘ぎを漏らさせる。

「あっ……あっ……」

 その雪山の頂には少女のピンク肉が小さく尖り、口にふくんで唾液に濡らしてやると、それはいっそう硬さを増して、いやらしく光るのだった。

 ンニスの感じようは激しく、ほんの少し肌に触れただけでもビクビクと身体を震わせるほどで、おそらくこの一年、この時を待って、待って……待ちわびていたのだということが伝わってきた。

「姫、貴女は美しい……」

 カイオラルが賛辞を口にする。

「この美しさをあますところなく汚し尽くして欲しいと、それが願いなのですね」

「はい……どうか……」

「では、もっとも恥ずかしい姿勢をとってもらいましょうか」

 そう言ってカイオラルは自分だけベッドを降り、ンニスの両脚を持ち上げた。薄い生地でできた寝着の裾がふわりとまくれあがり、王女の股間を覆う白い下着が露わとなる。

 そこにはすでに大きな滲みのあとが広がっていた。
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