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逆襲のフィメス
第17章 誘惑の淫売窟
「そのことなら、もう決着はついたのでは? 貴女に触れられても私は精を漏らさなかった」
「あれは邪魔が入っただけだ! ソフィアが戻って来なかったら……」
「フッ……それでこんな場所に連れて来たと言う訳ですか」
「そうさ……」
「それでは続きをして貰えるということですね……いいんですか? 覚悟はできたのですか?」
言外に口を使うことにためらいはなくなったのかと尋ねるカイオラル。
ラーナとのあの体験、そしてンニスとの情交を通して彼もまたフィメスの女のタブーを理解し始めていた。
「屁でもねえ……」
軽口をたたいてみせるラーナの声はしかし、上ずっていた。
緊張は否めない。
しかし、あれから、ずっと考えていたのだ。
負けたままでいることは我慢がならない。それに、たとえ卑しい行為ではあっても、カイオラルに射精させ、惨めな性奴となんら変わらないのだと認めさせれば充分にお釣りがくる。
「あれは邪魔が入っただけだ! ソフィアが戻って来なかったら……」
「フッ……それでこんな場所に連れて来たと言う訳ですか」
「そうさ……」
「それでは続きをして貰えるということですね……いいんですか? 覚悟はできたのですか?」
言外に口を使うことにためらいはなくなったのかと尋ねるカイオラル。
ラーナとのあの体験、そしてンニスとの情交を通して彼もまたフィメスの女のタブーを理解し始めていた。
「屁でもねえ……」
軽口をたたいてみせるラーナの声はしかし、上ずっていた。
緊張は否めない。
しかし、あれから、ずっと考えていたのだ。
負けたままでいることは我慢がならない。それに、たとえ卑しい行為ではあっても、カイオラルに射精させ、惨めな性奴となんら変わらないのだと認めさせれば充分にお釣りがくる。