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逆襲のフィメス
第18章 媚肉と剣の女
「フィメスの決闘はどうしたら決着かな?」

 カイオラルがラーナに尋ねる。

「相手が死ぬか、負けを認めるまでだよ」

「貴女は負けを認めるようには思えないので、殺してしまうかもしれませんね」

「フッ……そんな心配は必要ないね。お前は負けて死ぬんだからな」

「私は貴女を殺したいとまでは思わないのですが……」

「じゃあ負けを認めさせるんだな、どうにかして」

「それではこうしましょう。私は貴女を殺しはしない。ですがその代り、勝ったら貴女を好きにさせて貰う」

「また条件か。いいぜ、好きにしな」

「約束したことを後悔させてあげましょう……来たまえ!」

 そう言い放ったカイオラルの声は明らかに怒気をはらんでいた。

 ラーナはカイオラルをずっと掴みどころのない性格の男だと思っていたが、ここに来てどうやら本性のようなものが垣間見えた気がした。

 それを知りたくて、敢えて無礼な態度をとり挑発したのではあったが。
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