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逆襲のフィメス
第18章 媚肉と剣の女
野次を飛ばした中にはラフィンもいた。その隣のキーラがニヤニヤと笑っていた。
「ウフフフ……いい感じじゃない……」
「何がだ? ラーナが蹴りを喰らったんだぞ?」
ラフィンが不思議そうな顔で尋ねる。
「貴女ねえ……ラーナを応援してるの?」
「当たり前だろ?」
「これだから……。こないだのお風呂場でのこと、もう忘れたの?」
「あんなの……ただの悪ふざけだろ?」
「まっ……そうですけど。でもね、このキーラ様は、やられたらやり返す主義なのよねぇ~」
「やり返すって、何言ってんだ? 戦っているのはあの外国人の男じゃないか」
「ニッヒッヒ! ラーナのお酒にちょっと混ぜてあげましたのよ。素敵なおクスリを……」
「えっ……それってまさか……」
「そうよ、この前ラフィンも飲んだアレよぉ。ラフィンがすっごく可愛くなっちゃったあの夜の……」
「聞こえやしないわよ。ラフィンたら、赤くなって可愛い……でも、それよりホラご覧なさい! 効き目が出てきたようよ!」
「ああっ……ラーナ……」
見ると、闘技場の上ではラーナがカイオラルに剣を跳ね飛ばされる所だった。
「ウフフフ……いい感じじゃない……」
「何がだ? ラーナが蹴りを喰らったんだぞ?」
ラフィンが不思議そうな顔で尋ねる。
「貴女ねえ……ラーナを応援してるの?」
「当たり前だろ?」
「これだから……。こないだのお風呂場でのこと、もう忘れたの?」
「あんなの……ただの悪ふざけだろ?」
「まっ……そうですけど。でもね、このキーラ様は、やられたらやり返す主義なのよねぇ~」
「やり返すって、何言ってんだ? 戦っているのはあの外国人の男じゃないか」
「ニッヒッヒ! ラーナのお酒にちょっと混ぜてあげましたのよ。素敵なおクスリを……」
「えっ……それってまさか……」
「そうよ、この前ラフィンも飲んだアレよぉ。ラフィンがすっごく可愛くなっちゃったあの夜の……」
「聞こえやしないわよ。ラフィンたら、赤くなって可愛い……でも、それよりホラご覧なさい! 効き目が出てきたようよ!」
「ああっ……ラーナ……」
見ると、闘技場の上ではラーナがカイオラルに剣を跳ね飛ばされる所だった。