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逆襲のフィメス
第20章 目覚めたらそこに
(あ、ああ……初めて? 俺の……は、初めて……カ、カイオラ……ル……あ、あああっ……い、痛みがっ……違う……剣で刺されるのともっ……刃に斬られるのとも違うっ……肉の……肉のっ……)
肉の突破。
ラーナは破られた。
破られ、受け入れ、凌辱される、その快楽の接合点。純肉と悦肉の境界線。
突破と同時に、痛みを覆すほどの充足が、肉と肉が契りあう周りに広がり始める。
「こ……れ……アッ……アアッ……な、なんだ……? こ、この……感覚……う、あ……アアッ……の、呑み込まれる……」
夜が朝に変わるように、積雪が大地の滲みへと変わるように、花が花弁を綻ばせ、咲き乱れていくように。
ラーナの肉体が開かれ、新しい何かに変わろうとしていた。
恐怖と、しかしそれを上回る至福への陶酔。禁忌であるペニスの挿入という背徳が、思いもかけず与えるのは……そう、幸福感だった。
「な……アッ……あ、あ……駄目だっ……こんなの……う、あ……何かっ……変わるっ……変わってしまうっ……アアッ……アアッ! でもっ……それなのにっ……逆らえない……気持ち良い……アアアアッ……幸せ……幸せにされてしまう……幸せになっちまうぅっ!」
肉の突破。
ラーナは破られた。
破られ、受け入れ、凌辱される、その快楽の接合点。純肉と悦肉の境界線。
突破と同時に、痛みを覆すほどの充足が、肉と肉が契りあう周りに広がり始める。
「こ……れ……アッ……アアッ……な、なんだ……? こ、この……感覚……う、あ……アアッ……の、呑み込まれる……」
夜が朝に変わるように、積雪が大地の滲みへと変わるように、花が花弁を綻ばせ、咲き乱れていくように。
ラーナの肉体が開かれ、新しい何かに変わろうとしていた。
恐怖と、しかしそれを上回る至福への陶酔。禁忌であるペニスの挿入という背徳が、思いもかけず与えるのは……そう、幸福感だった。
「な……アッ……あ、あ……駄目だっ……こんなの……う、あ……何かっ……変わるっ……変わってしまうっ……アアッ……アアッ! でもっ……それなのにっ……逆らえない……気持ち良い……アアアアッ……幸せ……幸せにされてしまう……幸せになっちまうぅっ!」