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逆襲のフィメス
第20章 目覚めたらそこに
 そう口にした瞬間。
 自分自身で口にしたその言葉が、ラーナの変容を完結させた。

 稲妻のような衝撃的速度でラーナの全身を打ち、昇華する。

 カイオラルは付け加えるべきたたひとつの言葉を添えた。

「ご主人様に誓え、ラーナよ! 生まれ変わるのだ」

「ごっ……ご主人様っ……! ラーナは牝奴隷です! ご主人様の……あああっ……な、なに? これ……アアッ! 何か……来る……あ、今まで感じた事がない……な、何かが……湧きあがって……ああっ……ご主人様のものからっ……俺の中に……あああああああああああっ!」

「それが本物の絶頂だ! 牝奴隷だけが味わえる、究極の幸福だ! ラーナ、逝け……お前はその資格を手にしたのだ!」

「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、逝く……イキますっ……ご主人様の手で……ご主人様の命令で……ご主人様の肉でっ……牝奴隷ラーナはイかされますっ! 幸せです! ああっ……これが本当の!」

 クンッと、勢いよく、ラーナの中でカイオラルが跳ねた。熱の濁流が奥底に注ぎ込まれ、子宮を襲撃する。

 ばぐっ……ビュッ……ビュグウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!

「んはあああああああああああああっ! ごしゅじんさまの精液ぃぃぃっ!」
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