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逆襲のフィメス
第21章 白百合黒百合
恋人を作ったことのないソフィアは、こういった状況に不慣れだ。
隠すこともできずにラーナにまじまじと見つめられ、羞恥に顔を赤らめる。
だが、チリユコ酒の効果だろうか? 恥ずかしいのに、一方で見られることを悦びに感じる自分がいた。
「み、見ないで……」
そう口にしながらも、もっと見て欲しいという甘い期待に高まる動悸。
(どうして……駄目よ、なんでこんなにドキドキするの……ラーナなのに……クイーントリス様じゃないのに!)
「そう言って……でも、濡らしてるんだろ?」
ラーナの唇が、ソフィアの胸の咥える部分をついばんだ。
ちゅっ……
優しいキス。
片方に、そしてもう片方に。
ちゅっ……ちゅっ……という音が何度か繰り返し、陣幕の中に響く。
「はぁっ……アッ……う……」
交互に軽く吸われる度に、心地良い痺れが乳房を通ってソフィアをうっとりとした気持ちにさせる。
およそラーナらしくない、慈しむような愛撫。
隠すこともできずにラーナにまじまじと見つめられ、羞恥に顔を赤らめる。
だが、チリユコ酒の効果だろうか? 恥ずかしいのに、一方で見られることを悦びに感じる自分がいた。
「み、見ないで……」
そう口にしながらも、もっと見て欲しいという甘い期待に高まる動悸。
(どうして……駄目よ、なんでこんなにドキドキするの……ラーナなのに……クイーントリス様じゃないのに!)
「そう言って……でも、濡らしてるんだろ?」
ラーナの唇が、ソフィアの胸の咥える部分をついばんだ。
ちゅっ……
優しいキス。
片方に、そしてもう片方に。
ちゅっ……ちゅっ……という音が何度か繰り返し、陣幕の中に響く。
「はぁっ……アッ……う……」
交互に軽く吸われる度に、心地良い痺れが乳房を通ってソフィアをうっとりとした気持ちにさせる。
およそラーナらしくない、慈しむような愛撫。