この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逆襲のフィメス
第23章 ラフィン凌辱
「こっ、この二人は……?」

「放っておきなさい! 部屋に閉じ込めておけばいいわ!」

 ログスは口枷をつけられた状態で縛られ、柱の高い位置まで両腕を吊り上げられている。サヤには手枷と足枷が嵌められており、身動きできるとはいえ、たいしたことはできない。

 扉さえ閉めておけば逃げ出すことはかなわないだろう。

 キーラとラフィンが慎重に身構えて、兵舎の通路に出ていくと、外から鍵をかける音がした。

(チャンスだ……)

 ログスはサヤを見つめた。サヤもログスを見る。

「ログス……」

 サヤはログスの意図を読み取った。なんとか立ち上がり、柱の前までやってくる。

 まずは口枷を外す。

「サヤ!」

「ああ、あなた!」

 ログスの厚い胸にその身を投げ出すようにしてサヤが涙を流す。

「ごめんなさい……あなた……私……私……」

「いいんだ、サヤ。わかっている。それより、ここを逃げ出そう。何かが起きている」

 しかし、どうすれば?

 せめてサヤの手枷足枷が外せれば、なんとかログスの腕を吊る縄を解くことができると思うのだが、おそらく枷の鍵はキーラかラフィンが持って出て行ったに違いない。
/352ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ