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逆襲のフィメス
第23章 ラフィン凌辱
「くそっ……ううっ……」
ログスは力任せに腕を揺すってみるが、縄はビクともしない。
「駄目……届かないわ」
サヤもまた必死に手を伸ばしてログスの縄を外そうとするが叶わない。
(どうすればいい‥…)
外では激しい戦闘の音が響く。物を叩き壊す音、剣と剣がぶつかり合う音。怒号、そして悲鳴。男も女も、戦士も奴隷も。
中でも、男の声が次第に大きくなりつつあった。襲撃を受けた砦のフィメス兵たちが劣勢にあるという事だろうか。
そして、ログスの耳は聞きつけた。
「おおうい、まだ捕まっている者はいないか!」
「助けるぞ! 共に戦え!」
男たちの叫ぶ声。
何者かはわからないが、性奴の解放を目的としているのだ。
「ここだ! 助けてくれ! 閉じ込められているんだ!」
ログスは大声を上げた。
サヤと目を合わせて頷く。
「助けて! ここに二人いるわ!」
サヤもまたログスに習って助けを求める叫び声を上げた。
やがて、扉が乱暴に蹴破られた。キーラたちではない。男たちだ。
「ゲエッヘッヘ……ログスにサヤ……こんな所にいやがったのか……」
それは下卑た笑い顔のアンザロたちだった。
ログスは力任せに腕を揺すってみるが、縄はビクともしない。
「駄目……届かないわ」
サヤもまた必死に手を伸ばしてログスの縄を外そうとするが叶わない。
(どうすればいい‥…)
外では激しい戦闘の音が響く。物を叩き壊す音、剣と剣がぶつかり合う音。怒号、そして悲鳴。男も女も、戦士も奴隷も。
中でも、男の声が次第に大きくなりつつあった。襲撃を受けた砦のフィメス兵たちが劣勢にあるという事だろうか。
そして、ログスの耳は聞きつけた。
「おおうい、まだ捕まっている者はいないか!」
「助けるぞ! 共に戦え!」
男たちの叫ぶ声。
何者かはわからないが、性奴の解放を目的としているのだ。
「ここだ! 助けてくれ! 閉じ込められているんだ!」
ログスは大声を上げた。
サヤと目を合わせて頷く。
「助けて! ここに二人いるわ!」
サヤもまたログスに習って助けを求める叫び声を上げた。
やがて、扉が乱暴に蹴破られた。キーラたちではない。男たちだ。
「ゲエッヘッヘ……ログスにサヤ……こんな所にいやがったのか……」
それは下卑た笑い顔のアンザロたちだった。