この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
逆襲のフィメス
第4章 婚礼前の水浴
「……来ないで!」

 私は胸を覆っていた腕をほどいて、アンザロから遠ざかるように泳ぎ始めた。

「ははっ! 追いかけろってか、それも楽しいな! だが、疲れる事は嫌いなんだ。おぅい、お前ら!」

 アンザロの呼び掛けに、同じ茂みの中から二人の男が現れた。

 遠くて顔はよくわからないが、知っている。ガニマとモインだ。アンザロの子分。腰巾着。悪い噂しか聞かない素行の悪い連中だ。

「サーヤちゃ~ん! 今いくよぉ~♪」
「そーれ、こっちに来たか!」

 立て続けに水しぶきが上がる。
 私の泳ぐ先へと飛び込んで、逃げ道を塞ごうとする二人。

 アンザロは上機嫌で、私に向かって抜き手を切って泳ぎ始める。

「へへっ、よーし、いいぞお前ら、囲め、囲め!」

 三人の男たちに包囲され、私に逃げ場はなくなってしまった。

「嫌っ……いやあっ!」

 泣き声になる。
/352ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ