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第4章 婚礼前の水浴

「ヤじゃねーだろ！　楽しいことしようぜぇ」

「ひぃぅっ！」
　
　水中に潜ったアンザロが、とうとう私に追いつき体を絡ませた。

「いやあっ！　お願いっ……やめてっ！　ダメなの！」

「ダメなことねぇよ！　うひひっ、いい乳してんじゃねぇか……やーらけぇなあ、オイ！」

「あぐっ……嫌ぁぁぁっ！」

　ばしゃばしゃと激しい波を立てて暴れる私を、あやすようにしてアンザロが巧みに抱きかかえる。

「おいおい、俺たちをおいて盛り上がるなよ！」

「こいつほどのべっぴんは俺たちの村にゃあいねぇし、気持ちはかわるがな！」

　ガニマとモインも近寄って、私の肌に手を伸ばす。

「ヒヘヘッ……悪かったな！　さあ、皆で仲良くしようぜ！」

　アンザロの無遠慮な手に弄られ、乳房が水面にすくい上げられては沈む。

「んっふ……アッ……んあっ……だめっ……」

「感じてやがるぜ、たまんねえな！」

「どれ、こっちも……」

「あっ……やめてっ……そんな所！」