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第4章 婚礼前の水浴

　後ろに回ったガニマの腕が、水中で股間を潜り、前に回された。私の大切な箇所を撫でた、するりとした感触に悲鳴を上げる。

「あああっ！」

「はあっ……ハアッ……」

　私にしがみつく様にしてまとわりつく三人の男の荒い息。あまりにも間近に耳朶を打つその吐息は、狂暴なくらい熱を帯びていた。

「やめてえっ！　やめてよおっ！」

　私には泣き叫ぶぐらいしかできることは残されていなかった。それをいいことに、男たちはますますいい気になって、弄び始める。

　水に濡れた耳を甘噛みし、或いは頬に舌を這わせ、胸の肉の頂きの尖った部分に指を押し込む。

「ンッ！　ひゃあうっ！　ハアッ！　ああああ！」

「ヒイーッヒッヒ！　狙ってたんたぜ……嫁に行くって聞いてからずっとなあ！　チャンスをうかがってつけまわしてたんだぜえ！」

「俺たちが教えてやるよ……花嫁の仕事って奴をなあ！」
「そうさ、仕込むのはあのイケ好かねえログスの野郎じゃねえ、この俺たちだ！」

「嫌っ……いやあああああ、助けて！　助けて、ログス！　ああああ、嫌よ、嫌あああああっ！」