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逆襲のフィメス
第5章 暴かれし秘肉
サヤに抵抗する気力はなかった。
逆らった所で、そこかしこに剣を帯びたフィメスの兵士いるのだ。逃げ出すことは叶うまい。
だが、大人しく連れられて入ったその部屋に居た男を見て、サヤは逃げ出さなかった事を後悔した。
「おやおや、サヤじゃねえか……?」
「ア……アンザロ!」
高い位置に明り取りの窓があるだけの殺風景な小部屋。床には水を張ったタライと粗末なムシロが敷いてるだけだ。
そこで待っていたのは、あのいやらしい隣村の穀潰しだったのだ。
「ヘヒッ……これはこれは……」
「サヤちゃん、お前もとっ捕まったのかい」
ガニマとモインまでいる。
三人の下卑た表情に、サヤの背筋に冷たい物が走った。
「あっ……貴方たち……どうしてここに!」
「どうしても何も、俺たちも奴隷の身分だぜ……もっとも、捕まったんじゃなくて自分たちで奴隷になりに来たんだけどな!」
アンザロが答えた。
逆らった所で、そこかしこに剣を帯びたフィメスの兵士いるのだ。逃げ出すことは叶うまい。
だが、大人しく連れられて入ったその部屋に居た男を見て、サヤは逃げ出さなかった事を後悔した。
「おやおや、サヤじゃねえか……?」
「ア……アンザロ!」
高い位置に明り取りの窓があるだけの殺風景な小部屋。床には水を張ったタライと粗末なムシロが敷いてるだけだ。
そこで待っていたのは、あのいやらしい隣村の穀潰しだったのだ。
「ヘヒッ……これはこれは……」
「サヤちゃん、お前もとっ捕まったのかい」
ガニマとモインまでいる。
三人の下卑た表情に、サヤの背筋に冷たい物が走った。
「あっ……貴方たち……どうしてここに!」
「どうしても何も、俺たちも奴隷の身分だぜ……もっとも、捕まったんじゃなくて自分たちで奴隷になりに来たんだけどな!」
アンザロが答えた。