この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
逆襲のフィメス
第5章 暴かれし秘肉
自らを奴隷として売るという恥知らずな行為を平気で口にしたことにサヤが気色ばむのもかまわず、そのまま言葉を続ける。
「だが、なかなか気に入ってるぜ、ここでの仕事はな……俺たちは色々な情報も売ったからな。だから待遇がいいんだ。いいか? 同じ奴隷だからといって、俺たちと対等だと思うなよ!」
(……仕事? 情報? 待遇? 対等……?)
いきなり色々な事を言われてサヤの頭が混乱する。だが、どのみちそれ以上の話は続けられなかった。
ラフィンが声を荒げて会話を遮ったのだ。
「おらっ、グダグダ無駄口きいてんじゃねえぞ! 後がつかえてんだ、さっさと仕事にかからねえか」
「ラフィン様、失礼いたしました!」
アンザロがすかさず詫びる。ラフィンのほうは、アンザロたちとサヤが知り合いである風なことは意にも介せず、どん、とサヤを突き飛ばした。
「あっ……」
よろめいたサヤは、アンザロに抱き止められる格好となる。
「だが、なかなか気に入ってるぜ、ここでの仕事はな……俺たちは色々な情報も売ったからな。だから待遇がいいんだ。いいか? 同じ奴隷だからといって、俺たちと対等だと思うなよ!」
(……仕事? 情報? 待遇? 対等……?)
いきなり色々な事を言われてサヤの頭が混乱する。だが、どのみちそれ以上の話は続けられなかった。
ラフィンが声を荒げて会話を遮ったのだ。
「おらっ、グダグダ無駄口きいてんじゃねえぞ! 後がつかえてんだ、さっさと仕事にかからねえか」
「ラフィン様、失礼いたしました!」
アンザロがすかさず詫びる。ラフィンのほうは、アンザロたちとサヤが知り合いである風なことは意にも介せず、どん、とサヤを突き飛ばした。
「あっ……」
よろめいたサヤは、アンザロに抱き止められる格好となる。