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逆襲のフィメス
第7章 牝奴隷馴らし
 分厚い皮をしたその果実は、その中に精液を吸い取り溜め込む性質を持っている。吸い取られた精液は実の中で果汁として生き続け、保存されるのだ。

 胃の腑の中にあっても果皮が溶かされることはなく、むしろ逆に消化液に反応して果汁を分泌する。催淫作用を持ったその汁は、飲んだ者の性格を淫乱に変質させてゆくのだそうだ。

 今、サヤがアンザロを前にしてその肉に反応を隠しきれないでいるのは、つまりそういうことだった。

 決して自分の本当の意思ではない。

 そうわかってはいても、それは屈辱以外の何物でもなかった。

「クク……たまんねぇだろ? みんな、そうなる。欲しくて、欲しくてしょうがなくなるのよ」

 アンザロがサヤの喉の付け根を優しく撫でる。

(あうっ……)

 くすぐるような指の往復。そうすると、サヤの口の中に自然と唾液が溢れる。今すぐにでも肉棒を咥えたくなる。

 アンザロのものはすでに天に向けていきり立っており、その逞しいたぎりを目にしているだけでサヤの下腹は熱い蜜汁を滴らせてしまうのだった。
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