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love†debiru
第2章 悪魔と保健室


「前川さん、奇遇だね」

羽音は不気味な笑みを浮かべる。
ちょっと…怖い。

てゆーかよく見るとイケメン…。
な、なんか恥ずかしい…

「ほんとに…奇遇…なの…。」

「奇遇さ」

「…で、あんたはどうしたの」

「味見にしにきたんだ」

「…薬とかの?」

「クス…ち、違う(何こいつ(笑)やっぱうける)」

「何笑ってんのよ、私何かおかしい事言った?」

「いいまくりだ(笑)…俺が味見しにきたものは…」

「うん」


















「アンタ」



















「私の事を味見するの?私、人間よ?まずいわよ?」



「ぶーーっ(笑)前川さん、ほんと、笑える、味見っていうのは…」


「うん?」

「……………」

え…なになに。

って…え…


「…ニヤ…」

私は言葉を失った。


にょき。

「前川さん、驚いた?これが、僕の本来の姿だ。」

「羽音…ルイ…」

私がみた光景は、羽音ルイの頭から…

よく、悪魔に生えてるあれ、角みたいな。
ばい○んまん

みたいな。

そして、羽音ルイのけつからしっぽが生えていた。

美形の顔はそのままだが、鋭くとがった八重歯が生えていた。


「……………じゃあ、味見開始だ」

ドサッ

「きゃ…ちょ、羽音ルイ、何するのっ…」
「おとなしくしろよ」

ダメ…男の力には叶わない…ましてや悪魔みたいな…

怖いよ…怖い。

助けて
助けて

おかあさああああああああああああん!!!!
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