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第2章 悪魔と保健室

前川、うまかったな。

今までに無い味だった。

汚れのない、透き通った味。

「前川…気に入った…」


ﾌｯ………

うしっっっっっっっっっっ!!

これからガンガン前川を味見だぁぁ!!

ひゃっほぉぉぉい!!

あ、でも待てよ…

前川は俺に、

『私に近づくな!』

って…言ったよな…。

前川…俺への気持ちが分かるまで
味見はしてやんねーぞ(笑)

話しかけてもやんねーからな。


―俺は意地悪な



悪魔だからな