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色華短編集
第15章 愛美、澪の巻 電車
『お疲れ〜っ!』

男達が立ち去ると背筋を延ばしながら澪に声を掛ける
しかしいかされ続けた澪は虚ろな目でベンチに凭れか掛かっている

『どうやった?車内輪姦レイプ♪メッチャ燃えたやろ〜♪』

ドヤ顔で話ながら愛美は鞄からお金を取り出し数え始めだす

『〜♪』

『愛美ちゃん・・・』

虚ろな目のまま愛美に話掛ける

『ん〜どうしたん?』

『お風呂・・・入りたいし・・・近くのホテル・・・行かへん・・・?』

お金を数えるのをやめ、体内に出されたザーメンとかの事を思いだす

『そやね♪お風呂入ってサッパリしよ♪』

束ねた札を鞄に入れ立ち上がるが澪は足元がおぼつかずフラフラしている

『澪、うちの肩掴まり』

凭れ掛かる澪を支えながら歩きだし2人は駅を後にすると近くのホテルにチェックイン

部屋に入るとベッドの上に腰を下ろす

『お疲れ〜』

しかし澪は力尽きたのか寝息を立てている

『やっぱ、いきなりハードやったかなぁ・・・?』

ちょっと気の毒な事をしたかなと思いつつも
澪の稼ぎが気になり鞄を開ける

『ひぃ、ふぅ、みぃ・・・ワォ!!』

自分の2倍以上稼いだ澪に驚く

『まぁ・・・初めてだから、これ位は稼ぐよね・・・』

口では強気な事を言っているが愛美が初めてこのプレイをした時より稼いでいる事に少し嫉妬する

[寝ているし、少し位貰っても解らないよね♪]

束ねた札から抜き取ろうとした瞬間、その手を澪が掴む

『起きてたん!?』

内心焦るが、何事も無い様に振り返った・・・






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