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色華短編集
第2章 めぐみの巻 売る女
『ありがとねっ♪』

ブランド物の入った紙袋を両手に持ち車から降りる

『しばらくは節約生活だよ…』

男は苦笑いするがめぐみは微笑みながら

『それに見合うサービスはしたつもりよ♪』

『また会えるかな?』

『次はお安くしとくわ♪』

軽くキスを交わすと男は車を出した


マンションに戻ると、荷物を片付け風呂場に向かう
洗濯機に脱いだ服を放り込むとパンツにはザーメンがベットリと着いている
浴室に入りシャワーを浴びながら

『今日も楽しかった♪』

鼻歌混じりに体を洗うと最後はシャワーを秘部にあてがい念入りに洗う

[外で垂らしたらいけないものね・・・]

しかし秘部に当たるシャワーに感じてしまい

[あん♪またしたくなっちゃった…]

保育園で待ってる娘には悪いと思いながらもシャワーオナニー

『いっちゃう〜っ!』

絶頂を迎え体の力が抜けてその場に座り込んでしまうが

[愛美が待ってる…]

娘の事を思いだし浴室から出ると体を拭きパーカーにジーンズを着ると髪を束ね眼鏡をかけ外に向かう

[さぁ!急いで行かなきゃ!]

保育園までは自転車で10分の所にあり到着すると

『ママ!おそ〜い!』

園の前で愛美が不貞腐れている

『ごめんね〜ちょっと用事が長引いちゃって・・・』

足にまとわり付く愛美を構いながら先生から今日の事等を聞くと愛美を自転車に乗せ帰路につく

自転車を走らせながら愛美との会話を弾ませる

『今日ね、澪ちゃんがね〜』

『涼君とおままごとを〜』

めぐみにとってセックスや買い物と同じ位、愛美と一緒にいる時間にも幸せを感じる

『今夜、何が食べたい?』

『んっと!鯖の味噌煮込みと揚げ出し豆腐!』

『・・・渋いわね・・・』

時折、おじさん臭い娘に少し不安を覚えつつも自転車を近くのスーパーに向かわせた


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