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色華短編集
第2章 めぐみの巻 売る女
スーパーで買い物をしていると愛美が突然駆け出す

『涼〜く〜ん〜!』

愛美の先にはクラスメイトの涼君の姿が見えた

楽しそうにはしゃぐ2人に追い付くと

『涼君、ママは?』

『いないよ!今日はパパと買い物!』

[近くにいるのかしら?]

辺りを見回していると

『涼〜』

手を振りながらスーツ姿の男性が息を切らせながらやって来る

『勝手に動いちゃダメじゃないか』

『ごめんなさ〜い』

少ししょんぼりとした息子の頭を軽くげんこつすると

『すみません、御迷惑おかけしました』

深々と頭を下げる

『いえいえ、こちらこそ・・・』

めぐみも会釈して相手の顔を見て驚く
それは昼間、めぐみを買った男だった

『どうかしましたか?』

『いえ・・・』

一瞬焦ったが彼は全く気付いて無い様子

『息子がいつもお世話になっております』

『こちらこそ、いつも涼君には遊んで貰って・・・』

何気ない世間話をしながらも

[髪型と眼鏡、服装だけで気付かないものなんだなぁ…]

昼間の事を思いだし秘部が疼いてしまうが気を取り直し

『奥さん調子悪いのですか?』

『いえ、妻は今日実家に帰りました』

『もうすぐお兄ちゃんになるんだよ!』

横から涼が口を挟む

[そう言えば、お腹大きかったわね・・・]

子供の親には無関心なめぐみ

『それでは今日はパパさんが作るのですか?』

『はい、外食の予定が急に物入りになってしまって・・・』

ドキッとして冷や汗が流れる

[やっぱり気付いているのかしら?
早々退散した方がいいかも・・・]

しかし、思っている事とは裏腹に

『よかったら、うちでご飯食べていきます?』


『そんな!!悪いですよ!!御主人だっているのに!』

咄嗟の申し出に慌てながら断るが

『主人は海外出張で、いつも2人なんですよ・・・』

『なら、なおさらダメですよ!!』

[奥さん送ってすぐ女を買ったくせに・・・]

必死に断る姿がとても滑稽に見える、すると愛美が

『涼君パパ〜家でご飯食べよ〜』

『僕も食べたぁ〜い!』

結局、子供達のおねだりに押しきられた形でめぐみの好意を受ける事になった
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