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微Sな同僚に犯されて
第1章 はじめてのS?
椎名は凛の秘壺から指をするりと抜き取り、その指を凛の顔の前に上げた。小窓から差し込む光にぬらりと光った。昨夜部屋でひとりでしたときのように濡れている指。違うのは自分の指ではなく男の中指。しかも4年ぶりにいやらしい壺に差し込まれたもの。
「いや……」
思わず目を逸らした。横を向いた凛の顎を椎名はその濡れた指でつかみ、グイと前を向かせた。計らずとも椎名と見つめあう。クスクスと笑う椎名に胸がチクリとした。
「今夜19時、下のロビーで。逃げんなよ」
そういうと椎名は凛の顎を放して給湯室を出た。凛はしばらくの間、茫然としていた。
***
岡田部長に頼まれてから20分も過ぎていた。お茶を部長席に持っていくとすでにメモリスティックはデータを埋め込まれたようだった。ピンクの付箋紙に渋沢とペンで書かれたそれが貼り付けられている。オフィスの中は岡田部長だけだった。椎名はどこに行ったのか、凛は少しほっとした。
「すまなかったね、渋沢さん」
「いえ」
「いや……」
思わず目を逸らした。横を向いた凛の顎を椎名はその濡れた指でつかみ、グイと前を向かせた。計らずとも椎名と見つめあう。クスクスと笑う椎名に胸がチクリとした。
「今夜19時、下のロビーで。逃げんなよ」
そういうと椎名は凛の顎を放して給湯室を出た。凛はしばらくの間、茫然としていた。
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岡田部長に頼まれてから20分も過ぎていた。お茶を部長席に持っていくとすでにメモリスティックはデータを埋め込まれたようだった。ピンクの付箋紙に渋沢とペンで書かれたそれが貼り付けられている。オフィスの中は岡田部長だけだった。椎名はどこに行ったのか、凛は少しほっとした。
「すまなかったね、渋沢さん」
「いえ」