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微Sな同僚に犯されて
第2章 おまじないのキス
背後で足音がした。椎名がエレベーターに向かっているのだろう。凛は息を整えながら右手を尻にあてた。穴に硬いプラスチック製のものが入っているのは理解した。膝まで下ろされたショーツを上げ、スカートのすそを戻す。姿勢を少しでも変える度に穴の中の異物は凛をわずかに刺激した。

いやだ、こんなもの。
でも外して万一バレたりしたら、椎名のことだ、何をされるか分からない。

そう思いながら仕方なく凛は異物を受け入れたまま歩き出した。落ちてしまわないかヒヤヒヤだ。


*-*-*

「おはようございます」
「おはよう!」


凛が挨拶をするとポチポチと声が帰ってくる。オフィスに戻ると出社してきた営業部の社員がそれぞれの席で作業をしている。その中には椎名も、そして岡田部長もいた。特に変わりはない、普段のオフィスの光景だ。入口近くの自席に着くと、デスクの上に付箋紙が貼られていた。それをつまみ上げる。“例のデータ整理、今日まで 岡田”と書かれていた。凛はハッとした。まだ終わっていなかった。そう言えば期限は今日だったか。

ふう、とため息をつく。椅子に腰掛けると尻のあたりが軽く痛む。椎名が差し込んだプラグという異物はくびれがあるのか、簡単には落ちないようだと凛も分かったらしい。屋上からオフィスに戻る際に、試しにいきんでみたけれど、尻の穴から出てくる様子はなかった。
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