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微Sな同僚に犯されて
第2章 おまじないのキス
この案件を頼まれたときに、定時後に処理するように言いつけられていた。個人のあらゆるデータが詰め込まれた案件を部下に頼んだことが知れたら大変だから。ということは今夜は残業決定である。

椅子にどかりと座りたいが、座面に異物が当たって落ちつかない。浅く腰掛け、尻を浮かせ気味にしてパソコンに向かう。いつもとは違う力のいれ具合に内壁から押される感覚を覚える。秘壺にもそれは伝わった。

わずかに感じてしまう。こんな状態で仕事、しかも残業だ。
凛はため息をつくふりで深呼吸を繰り返しながら、上擦る体を押さえ込んだ。


*-*-*

「お疲れさま。渋沢さんお先に」
「お疲れさまでした」


ひとり、ひとりと同僚はオフィスを出て行く。岡田部長は午後からは外回りでいなかった。中央にデスクのある椎名はニヤニヤと笑いながら凛の席に近づいた。


「んじゃ、お先に」
「……お疲れさまでした」
「浮かない顔してどしたの。残業頑張れよ」


意味ありげにポンポンと凛の肩を叩くと椎名はオフィスを出て行った。異物……プラグを外したい。今日一日落ちなくて良かったが、肛門の筋肉が慣れて緩んでオフィスの床に落ちたら大変だ。それにこれを挿入されていると視界の隅に椎名の顔が浮かんでしまう。
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