パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 魅惑のご褒美 Ⅲ

「本当は、行きたいんでしょ？医大」

物思いにふける私に、聡はそう言った。

「え……？」

「小さい頃言ってた。
お医者さんになるんだー！って」

「それは………」

「知ってる。
父さんに認めて欲しくて言ってたんだよね？
でも、本当は今でも医者になりたいんじゃないの？」

「私は………」

聡から吸い込まれそうなほど真剣な眼差しで射抜かれ
ずっと抑え込んでた想いが溢れ出す。