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身代わり愛
第2章 キモチ


「素直になったもん勝ち。そうでしょ?」

肩をぽんと叩かれて、我に返る。

彼に捨てられたのはそんなことだった。


スキ

というたった一言さえ口に出せず、喧嘩してしまって…。

終いには彼女作っててあたしを捨てた。


一方的だったけど…あたしのせいでもやっぱりある訳で。

「葛城先輩…」

「あーあたしも彼氏作んなきゃな~」

彼女のセミロングが揺れて、また甘いベリーの香りがした。


~♪

『じゃあ、駅で待ってるから』

『わかった』


「いいじゃん!」

「先輩のおかげですよ」

「あ、そうだ…!」

彼女の机の中にあった小さな籠の形をしたネックレスを手にとった。

「これ、付けてって」

よく見ると籠の中にはハート型をした赤いダイヤが入っていた。

「綺麗ですね…」

「でしょ。あたしが一目惚れしたの」

「一目惚れ…」


まさにあたしのようなものだ。
一目見て…かっこいいって思っちゃったから。
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