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ガラスの靴がはけなくても
第9章 彼の秘密
ズリュズリュとお互いの性器を擦り合わせていることに、なんだか中に入れるより間接的な為か卑猥に思えて更にはしたなく濡らしてしまう。
「はぁっ、あっ、それ…ッ!」
「これ?クリ擦れて気持ちいい?」
「あぁ、んっ!い、いです!ぶちょおっ!」
秘裂を更に割って入って、その先にある芽を部長の凹凸のある先で擦りあげられるともうすぐにでも達しそうだった。
なのに突然止まる動き。
「また間違えたな。"部長"も悪くないけど二人の時はなんて呼ぶんだった?」
それは分かってても昨日今日でなかなか今までの習慣は抜けない。でも、今そんな言い訳をしても通じる訳がないから。
「…けい、じさん」
「ん?」
後ろを向いて顔が見えないから私はちょっと大胆になってたと思う。
「もっと、シて下さい…っ、慶司に気持ちよくしてもらいたいっ」
ぎゅっと目を瞑ってシーツを握り締めて、羞恥に震えながらもそんなことを懇願してしまう。