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ガラスの靴がはけなくても
第3章 理性と本能
「もっと触って欲しい?」
そんな事を言われてYESと答えられる訳がない。
もっとって思ったって、いくら身体が部長に反応していたって、それを口に出来るかといえばまた別の話。
ふるふると頭を振れば、再び部長の笑い声。
「嘘つき。まぁ、今のところは勘弁してやるけど…」
「きゃっ!やッ…、あぁっ!」
「こんなに起たせて、濡らしてたんじゃ説得力ねぇなぁ」
先程より敏感になった胸の尖りを撫で、ショーツの上から秘部に指を押し当てられた。
初めて与えられた、そこへの刺激。
指を当てられただけなのに、奥から何かが鈍く響いた。
思わず、引いてしまった身体がバランスを崩し倒れそうになる。
「感じすぎ。危ないからこっち」
ぐるりと部長に背を預ける形に変えられ、両足をソファーの上に乗せられた。