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僕も安産できるでしょうか?
第1章 準備万端?
「ん……はぅ、うっ…やぁん……あぁ……」
 どうしても、涙声が出てしまう。
 ひく、ひくっとしゃくりあげていたら、フユキが困ったように手を止めた。
「本当に、痛みに弱いね、きみは。もうすぐ生まれるのにそんなことでどうするの?」
 恋人だけど、マネージャーでもあるからか、ちょっと厳しい。
 長い髪を一つにまとめた彼は、僕の秘密の場所からズッと指を抜いて、バイブに持ち替えた。
「レツヤ、舐めて。休んでる暇ないよ」
 太いバイブを、僕の口元に差し出す。
 キャラメル色の髪、マスカット色の瞳、ふんわり笑える僕を甘やかさないヒトはいないけど、社長と彼はべつだ。モデルの僕をだいじに思っているからこそ、叱ってくれる。今だって、出産前で休んでるぶん、仕事なくならないか不安だし。
 男が妊娠なんてありえないけど、僕らアークル一族のものは、出産して成人するのが普通だから、フユキの子どもを妊娠したのだ。ちなみに、産んだ子はいらないので遺棄するのが一族のおきて。同じ事務所にいるアーティストのMaonaさんみたいに、窓から投げて殺しちゃうひともいるけど。
「ん、くぅ、んむっ」
 僕はバイブを一心にしゃぶって唾液を絡めた。
 これが今から、赤ちゃん生む穴に入れられる。
 一族の仲間から、「出産準備に穴を拡張するのに使え」って送られてきたんだけど、痛そうだから捨てちゃおうとしてたらフユキに見つかったんだ。
 アナルのほうなら気持ちいいんだけど、こっちの穴は性感帯じゃないから痛みしか感じない。指でもつらい。でも、広げておかないと生めなくなる。帝王切開はぜったいやだし。
「行くよ」
 フユキが言って、足を広げて抱えた僕のソコに、バイブを押し当てる。
「んんっ」
 めりめりっと裂くように押し込まれて、首が揺れた。
「い、痛いッ」
「我慢して」
 してるけど、もうダメ。おなかが押し上げられて気持ち悪い。
 フユキはバイブを奥まで突っ込んで、「出してみて」と鬼畜なことを言った。
 できないよ、そんなの。
 太いしぎっちり埋まってるのに。
「やるの」
 許してくれないフユキに再び言われて、いやいやいきむ。
「んんぅーっ」
 中のものは動かない。
「力が足りないんだよ」
 言われてもう一度やったけど、ダメだった。
「うぅ…」
 悔しくて涙が出る。
 大人になりたいのに、なれないかもしれない。
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