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僕も安産できるでしょうか?
第1章 準備万端?
「あーあ、シーツが」っていつもなら言いそうだけど、フユキは無言で片付けてくれる。
「ごめん……ふぅうっ」
「いいんだよ、今は集中して」
 フユキは優しく言って、僕の腰を撫でてくれた。
 陣痛はしだいに強くなり、僕の中のがゆっくり下がってくる。
「う、うっ、うぇえっ」
 我慢してたけど、気持ち悪くなって何度か吐いてしまった。
 Maonaさんみたいにきれいに産めない。
 せめて泣かないようにと思ったのに、涙が溢れてくる。
「ふ、ぅ、うっ」
 泣きじゃくる僕を、フユキは抱き寄せて撫でてくれた。
「痛いの痛いの飛んでいけ」
 呪文をとなえて、キスしてくれる。
 手首まで入れて慣らした僕のそこが開いてくるにつれ、股間のモノが勃ちあがった。
 フユキの指で乳首をいじられ、モノをしごいてもらって、腰が揺れる。
「あ、あんッ」
 甘い声も出た。それを逃さないよう、フユキはお尻の穴にも指を入れてピストンさせてくれる。
 痛い最中なのにイッてしまいそう。
 はぁはぁ息を乱していたら、フユキが僕を抱き上げ、立たせた。
「四つん這いじゃ獣みたいだし、人間らしく立って産む?」
 にやっと笑っている。しがみつかれたいらしい。
 僕はうなずいて、彼を強く抱き締めた。
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