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再愛
第6章 再愛
恋をしていると、時々、ドラマや映画のようなワンシーンを作り出す事がある。
セックスをしてホテルを出て、駅に向かう。
お互い、別方向に帰る私達。
一生、帰り道が同じになる事はない。
電車を待つ間、
『もう、今日は終わる。
今度はいつ会えるの?』
電車がホームにやって来て、呆気なくソレに乗らざる得ない。
離したくない手を離し、私は扉の開いた電車に乗り込もうとしたら、あなたが私を後ろから抱き、首すじに唇を乗せた。
一瞬の出来事なのに、ジワジワと熱いものがこみ上げ、
あなたの愛しさを背中に背負い、現実へと帰る。
『またね』
私はホームのあなたを見る。
愛しい人よ。
あなたを想う事で、私はヒロインになる。
敢えて、口角を上げて笑顔を作る。
寂しい顔を見せたら…反則。
セックスをしてホテルを出て、駅に向かう。
お互い、別方向に帰る私達。
一生、帰り道が同じになる事はない。
電車を待つ間、
『もう、今日は終わる。
今度はいつ会えるの?』
電車がホームにやって来て、呆気なくソレに乗らざる得ない。
離したくない手を離し、私は扉の開いた電車に乗り込もうとしたら、あなたが私を後ろから抱き、首すじに唇を乗せた。
一瞬の出来事なのに、ジワジワと熱いものがこみ上げ、
あなたの愛しさを背中に背負い、現実へと帰る。
『またね』
私はホームのあなたを見る。
愛しい人よ。
あなたを想う事で、私はヒロインになる。
敢えて、口角を上げて笑顔を作る。
寂しい顔を見せたら…反則。