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再愛
第1章 あの場所で
俺は、スーツ上着を脱いで彼女の膝にかけた。
彼女はびっくりしながらも微笑み、
「あったかい」
一言呟いた。
「大分、肌寒くなってきたから。
それに、見えちゃうぞ。
蛍の脚、誰にも見せたくない」
「うは…やだぁ…哲朗さん。
優しいね」
彼女は照れ臭そうに笑った。
「男は変なとこで嫉妬するんだ」
こんな気持ちも久しぶりだった。
隣に居る彼女(蛍 ほたる)に愛しい気持ちがこみ上げた。
「嬉しいな。
嫉妬されるの、久しぶり」
そんな可愛い返しをしたから、
唇を奪った。
フワッと伝わる柔らかい感触。
さっき食べたチーズケーキの残り香なのか?
その唇に甘さを残していた。
蛍もその時を待っていたかのように、
キスに応じる。
唇が触れるだけの、
チュっという、ニュアンス的なキスなのに、
ドキドキしたんだ。
蛍との初めてキスを交わした場所。
別れてからも、この時のあの光景は忘れたことなどない。
きっと、蛍もそうだったんだよな?
彼女はびっくりしながらも微笑み、
「あったかい」
一言呟いた。
「大分、肌寒くなってきたから。
それに、見えちゃうぞ。
蛍の脚、誰にも見せたくない」
「うは…やだぁ…哲朗さん。
優しいね」
彼女は照れ臭そうに笑った。
「男は変なとこで嫉妬するんだ」
こんな気持ちも久しぶりだった。
隣に居る彼女(蛍 ほたる)に愛しい気持ちがこみ上げた。
「嬉しいな。
嫉妬されるの、久しぶり」
そんな可愛い返しをしたから、
唇を奪った。
フワッと伝わる柔らかい感触。
さっき食べたチーズケーキの残り香なのか?
その唇に甘さを残していた。
蛍もその時を待っていたかのように、
キスに応じる。
唇が触れるだけの、
チュっという、ニュアンス的なキスなのに、
ドキドキしたんだ。
蛍との初めてキスを交わした場所。
別れてからも、この時のあの光景は忘れたことなどない。
きっと、蛍もそうだったんだよな?