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再愛
第6章 再愛
最初に抱かれた時、裸を見せる事に恥じらったわ。

私ね、あなたとはそうなるって予感があった。

いくらね、不倫を繰り返したとしても、何の感情もなしに身体を開いていた訳じゃないのよ。

私は、その時、その時を真剣に恋していた。

もし、私が死んでから不倫の罪を閻魔大王に問われたとしたら…


『確かに、悪い事をしました。
でも、私が好きになった人も、私も家庭に闇を抱えてました。

逃げ道が不倫だっただけです。

温もりが欲しくなる程、心が凍えて寂しかった。

抱きしめて欲しかった。

慰め合う形がセックスでした。

不倫をした最大の不幸は、不倫に走らなければいけない運命を背負って結ばれた伴侶と暮らしてゆく事です。

出来れば、知りたくなかった。

不倫が悪だとしても、私は私を抱いた男達を、多かれ少なかれ、いずれ壊れてしまうと知った上の歪んだ愛だとしても、大事に育ててきました』

そう言ってしまうかな?

罪は罪で償ったとしても…
遊びと割り切るような、簡単な事ではなかったわ。

遊びと思えば…
哀しくなる。



私は男に遊ばれる為に生まれたんじゃない。

愛し、愛される為に生まれたのだから。

不倫でも、救われる恋もあるのよ。



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