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第6章 嫉妬 -祐樹side-
「本気なのをわかっていただきたくて、お二人にお話したんです」
「うん、北宮くんの気持ちはわかったよ。
南山は放っておくと仕事ばっかりしてるから、心配してたんだよ。
立場的に1番下だから、雑用もさせてしまってるし。
忙しくて、デートも儘ならないだろ?」
「仕事を頑張っている彼女も好きですから。
仕事の面でも彼女を支えていきたいと思っています」
「北宮、上司の前で堂々と惚気るな。
この話は、そのうちじっくり聞かせてもらうから、早く仕事に戻れ」
部長は一瞬、苦い表情を浮かべたが、その口元は笑っている。
「すみません。
お時間をいただきありがございました。
では、仕事に戻ります」
最後にもう一度、深く頭を下げ退室した。
「うん、北宮くんの気持ちはわかったよ。
南山は放っておくと仕事ばっかりしてるから、心配してたんだよ。
立場的に1番下だから、雑用もさせてしまってるし。
忙しくて、デートも儘ならないだろ?」
「仕事を頑張っている彼女も好きですから。
仕事の面でも彼女を支えていきたいと思っています」
「北宮、上司の前で堂々と惚気るな。
この話は、そのうちじっくり聞かせてもらうから、早く仕事に戻れ」
部長は一瞬、苦い表情を浮かべたが、その口元は笑っている。
「すみません。
お時間をいただきありがございました。
では、仕事に戻ります」
最後にもう一度、深く頭を下げ退室した。