この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第7章 変化 -理香side-
隣で項垂れる祐樹には触れず、おしぼりを差し出してくれる晴人さん。
「はい、理香ちゃん。カシスオレンジでいい?」
「ありがとう。カシスオレンジでお願いします」
おしぼりを受け取りながら、ドリンクを頼む。
“カラン、カラン”
シェーカーに砕いた氷を入れ、そこにオレンジジュース、カシスリキュールが注がれる。
“シャカ、シャカ、シャカ”
流れるような動きで、シェーカーを振る。
その仕草に見惚れてしまう。
そして、グラスに注ぐと、私の前に出してくれた。
「どうぞ。料理は適当に用意しますね。
だから、北宮さんを何とかして下さい」
晴人さんはそう言いながら、チラッと横目で祐樹を見て、奥に引っ込んでしまった。
「はい、理香ちゃん。カシスオレンジでいい?」
「ありがとう。カシスオレンジでお願いします」
おしぼりを受け取りながら、ドリンクを頼む。
“カラン、カラン”
シェーカーに砕いた氷を入れ、そこにオレンジジュース、カシスリキュールが注がれる。
“シャカ、シャカ、シャカ”
流れるような動きで、シェーカーを振る。
その仕草に見惚れてしまう。
そして、グラスに注ぐと、私の前に出してくれた。
「どうぞ。料理は適当に用意しますね。
だから、北宮さんを何とかして下さい」
晴人さんはそう言いながら、チラッと横目で祐樹を見て、奥に引っ込んでしまった。