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第7章 変化 -理香side-
「お待たせしました。
仲直り出来て、良かったですね」
そう言いながら、晴人さんはカウンター越しに、出来立ての料理を並べてくれる。
「いいとこなのに邪魔すんなよ」
祐樹がおすすめだと言っていた料理が並べられる。
出された料理はどれもとてもおいしくて、箸もお酒もすすむ。
「晴人、俺にもシェーカー振らせて」
祐樹は、私が2杯目のカクテルを飲み干すと、そう言った。
スーツの上着を脱ぐと、腕捲りしながら、カウンターの内側に入る。