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第13章 動揺 -理香side-
他の仕事の話をしながら、二人で並んでコーヒーを飲む。
祐樹とのこと、話すなら今かな…。
「半沢さん、プライベートなことなんですが、ちょっといいですか?」
「ん?どうした?」
「実は、大地建設の北宮さんとお付き合いしていて、まだ時期は未定なんですけど、結婚するんです。
結婚しても仕事は続けたいので、またご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします」
そう言って、私は頭を下げた。
「そっか。…うん、おめでとう」
「突然で、すみません。仕事しましょうか?」
なんとなく気まずくて、空気を変えるように立ち上がった私を、半沢さんが抱き寄せた。
祐樹とのこと、話すなら今かな…。
「半沢さん、プライベートなことなんですが、ちょっといいですか?」
「ん?どうした?」
「実は、大地建設の北宮さんとお付き合いしていて、まだ時期は未定なんですけど、結婚するんです。
結婚しても仕事は続けたいので、またご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします」
そう言って、私は頭を下げた。
「そっか。…うん、おめでとう」
「突然で、すみません。仕事しましょうか?」
なんとなく気まずくて、空気を変えるように立ち上がった私を、半沢さんが抱き寄せた。