この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第13章 動揺 -理香side-

それから数日後の夜、私は半沢さんと二人で、見積もり書とにらめっこしていた。
事務所には、もう誰も残っていない。
「ちょっと休憩しよ?俺、煙草、吸ってくる」
大きく伸びをしながら、半沢さんがそう言った。
そして、煙草を手にして、事務所から出て行く。
仕事中に半沢さんが煙草を吸うのは珍しい。
本人曰く、たまーに吸いたくなるらしい。
それだけこの見積もり書の精査がやっかいな仕事なのだ。
新しくコーヒーを淹れ直し、半沢さんの帰りを待つ。
「おっ、コーヒーのいい匂い」
事務所のドアを開けた途端に、半沢さんがコーヒーに反応する。
「飲みますよね?」
「もちろん」
そう言って、コーヒーの入ったカップを受け取る。
事務所には、もう誰も残っていない。
「ちょっと休憩しよ?俺、煙草、吸ってくる」
大きく伸びをしながら、半沢さんがそう言った。
そして、煙草を手にして、事務所から出て行く。
仕事中に半沢さんが煙草を吸うのは珍しい。
本人曰く、たまーに吸いたくなるらしい。
それだけこの見積もり書の精査がやっかいな仕事なのだ。
新しくコーヒーを淹れ直し、半沢さんの帰りを待つ。
「おっ、コーヒーのいい匂い」
事務所のドアを開けた途端に、半沢さんがコーヒーに反応する。
「飲みますよね?」
「もちろん」
そう言って、コーヒーの入ったカップを受け取る。

