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第14章 公表 -祐樹side-
「理香、ちゃんと話して」
俺が口調を強めると、渋々、理香が口を開く。
「…祐樹が気になって、仕事が、進まない。
仕事が、忙しいのが、休めなくて、嫌になって…。
…前みたいに仕事、出来てない」
「はぁー、何かと思えば…」
仕事が手につかないくらい俺が好きって、それだけ俺のことが好きってことで…。
好きな仕事でも、忙しくて休みがなければ嫌になるのも普通だし。
「だって…」
「嫌なら仕事辞めてもいいよ?
俺、理香に不自由させないくらいの稼ぎあるし」
「…仕事は好きだから、辞めたくない」
理香は小さく首を振りながら、きっぱり否定した。
俺が口調を強めると、渋々、理香が口を開く。
「…祐樹が気になって、仕事が、進まない。
仕事が、忙しいのが、休めなくて、嫌になって…。
…前みたいに仕事、出来てない」
「はぁー、何かと思えば…」
仕事が手につかないくらい俺が好きって、それだけ俺のことが好きってことで…。
好きな仕事でも、忙しくて休みがなければ嫌になるのも普通だし。
「だって…」
「嫌なら仕事辞めてもいいよ?
俺、理香に不自由させないくらいの稼ぎあるし」
「…仕事は好きだから、辞めたくない」
理香は小さく首を振りながら、きっぱり否定した。