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第14章 公表 -祐樹side-
「お疲れっす」「お疲れ様です」
BBQコンロの周りに集まる見慣れた集団に、二人で声をかける。
「北宮、遅いぞー。
あれ?理香ちゃんも来てくれたんだー」
「北宮の婚約者は??」
「婚約者は遅刻?それとも逃げられたか?」
誰も俺の婚約者が理香だとは思わないようで、口々に勝手なことを言っている。
それを諌めるように、部長が声を上げた。
「注目!紹介するぞ。静かにしろ。
北宮の婚約者で、芦田設計事務所の南山理香さんだ」
その場がシーンと静まり、俺と理香に視線が集まる。
「「「「「え───?!」」」」」
「「「「「はぁ───?!!」」」」」
短い沈黙の後に、感嘆の声が響き渡る。
BBQコンロの周りに集まる見慣れた集団に、二人で声をかける。
「北宮、遅いぞー。
あれ?理香ちゃんも来てくれたんだー」
「北宮の婚約者は??」
「婚約者は遅刻?それとも逃げられたか?」
誰も俺の婚約者が理香だとは思わないようで、口々に勝手なことを言っている。
それを諌めるように、部長が声を上げた。
「注目!紹介するぞ。静かにしろ。
北宮の婚約者で、芦田設計事務所の南山理香さんだ」
その場がシーンと静まり、俺と理香に視線が集まる。
「「「「「え───?!」」」」」
「「「「「はぁ───?!!」」」」」
短い沈黙の後に、感嘆の声が響き渡る。