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第14章 公表 -祐樹side-
「おにーちゃんありがとー」
理香よりさらに低いところから、声が聞こえた。
理香にべったりくっついている水色の水着をきた女の子。
近くで見ても、小さくてかわいい。
「この子、さやちゃんって言うんだよ」
「かわいいな。とても山本さんの娘とは思えない」
「奥さん似だよね」
そんな話をしながら笑い合っていると、指を小さな手に握られた。
「おにーちゃんもあそぼー」
「さやちゃん、何して遊ぼうか?」
「うーんとね、おやまつくるー」
さやちゃんは右手で俺を引っ張り、左手で理香を引っ張って、他の子たちの所へ駆け出す。
いつか俺たちに子供が出来たら…。
こんな感じなのかな?
理香よりさらに低いところから、声が聞こえた。
理香にべったりくっついている水色の水着をきた女の子。
近くで見ても、小さくてかわいい。
「この子、さやちゃんって言うんだよ」
「かわいいな。とても山本さんの娘とは思えない」
「奥さん似だよね」
そんな話をしながら笑い合っていると、指を小さな手に握られた。
「おにーちゃんもあそぼー」
「さやちゃん、何して遊ぼうか?」
「うーんとね、おやまつくるー」
さやちゃんは右手で俺を引っ張り、左手で理香を引っ張って、他の子たちの所へ駆け出す。
いつか俺たちに子供が出来たら…。
こんな感じなのかな?