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第15章 うさぎ -理香side-
関わりたくなくて無視して歩くが、違う男の子に進路を塞がれる。
「俺たちとイイコトして遊ぼうよ」
そう言いながら、近づいてくる。
どうやって逃げようかな…。
目の前の男の子たちを睨みながら考えていると、後ろから手を引かれ、ぎゅっと抱き締められる。
「俺の女なんだけど?」
威嚇するような祐樹の低い声。
祐樹の一言に男の子たちはブツブツ言いながら、自分たちのパラソルに戻って行く。
「遠くに行くなって言っただろ?」
今度は、不機嫌そうな声が私に向けられる。
「だって…」
「言い訳するなら、口、塞ぐよ?」
「でも───」
宣言通りに、祐樹は私の口を塞ぐ。
「俺たちとイイコトして遊ぼうよ」
そう言いながら、近づいてくる。
どうやって逃げようかな…。
目の前の男の子たちを睨みながら考えていると、後ろから手を引かれ、ぎゅっと抱き締められる。
「俺の女なんだけど?」
威嚇するような祐樹の低い声。
祐樹の一言に男の子たちはブツブツ言いながら、自分たちのパラソルに戻って行く。
「遠くに行くなって言っただろ?」
今度は、不機嫌そうな声が私に向けられる。
「だって…」
「言い訳するなら、口、塞ぐよ?」
「でも───」
宣言通りに、祐樹は私の口を塞ぐ。